特殊清掃の仕事をしていて辛かったこと、辞めたかったことは?

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特殊清掃は辛い仕事なのに、自分を支え長続きできるのは何故?どんな仕事にも存在意義はあるのです。

特殊清掃の仕事をしていて辛かったこと、辞めたかったことは?

辛い仕事であることには間違いない特殊清掃の仕事なのに、プロの人たちはどうやって自分を支え継続させているのでしょう。

改めて考えてみました。

◇どんな仕事にでも存在意義がある。

仕事は何でも“必要だからそこにある”と思っています。

たとえば技術革新が進んで、人手がいらなくなったら、その仕事は自然消滅していきます。

どんな仕事でも人の役に立つとか、環境の役に立つとか、なにがしかの存在意義があります。

特殊清掃の場合はとくにそうした色合いが濃いです。

悪臭とか害虫駆除とか、血痕・肉片など、「このような悲惨な現場の片付けは、自分でなければ誰がやるのだろう」と思って、現場に臨んでいます。

◇ある現場での出来事で“自分”が決まった。

特殊清掃の会社に就職して最初の1カ月~3カ月は、つねに「辞めようか続けようか」と葛藤がありました。

しかしある現場に行ったときに、ご遺族の方から、「家族の私たちですら手を着けられない状態だったのに、ありがとうございました。

故人に代わってお詫びします。

感謝します」と言われたときに心が決まりました。

誰もが簡単には継続できない特殊清掃という仕事の重さを知った気がしました。

突然家族が亡くなり悲しみ戸惑うご遺族も多いと思います。

こんなニュースもありました・・・きょうだいが賃貸住宅で自然死。

そのとき誰が、何を、どうすればいいの?

◇人に感謝してもらえる仕事というのが分かれば、それが自分を支える力になります。

特殊清掃でなければ味わえない喜びもあります。

プロの料理人は「おいしかった!」という客からの一言を聞くために生涯を味作りにかけます。

特殊清掃も同じです。

依頼者から喜ばれたり感謝されたりするだけで、自分の仕事がどんなものなのか、実感できます。

理屈ではありません。